先週、かくれ家に巨大なリンゴがやってきました。
直径10cmはゆうに超える青りんご。
あまりに巨大で、きれいに写真がとれなかったので写真は借り物です笑
こちら、信州・小布施からやってきた「ブラムリーアップル」。
イギリス生まれの調理用リンゴ(クッキングアップル)です。
見たことないようなサイズ、そしてかじってみるとめちゃくちゃすっぱい!
でもなんだか奥に潜むウマミ・・・
どうやらこれはお料理にいろいろ使えそう?
とはいえ、どうやって調理するんだ?
レシピを調べても、日本ではマイナーなのでそんなに出てきません。
そうか、イギリス生まれなんだから、英語だ!
と思ってBramley appleで検索したら・・・出てくる出てくる🍏
いちばん使えると思ったのは、BBCのクッキングサイト「BBC GOOD FOOD」。
海外に行くと、かならず現地のレシピ本と絵本を買うという謎の趣味があるぜにこは、
こういう「いかにも海外」の料理を見るのが大好き!
思わずBBCの会員登録済みです😆
Bramley appleは、ジャムやアップルパイだけでなく
主に料理に使われていることがレシピを見てもよくわかりました。
ということで、まず作ってみたのは、こちら。
参考にしたレシピはこちら。
リンゴを取り寄せた小布施屋さんのレシピサイトです。
これ、カフェみたいでおいしそうでしょ?
薄切りにしたBramleyを厚切りの豚ロースにのせて、お野菜と一緒に蒸し焼きにしました。
上にかかっているのはマヨネーズ。
りんごは形を保っていますが、食感はとろとろ。
とろけるチーズみたいなやわらかさです。
これは、なんかぜったい美味しいやつだと確信🍏
そして次にこれを作ってみました。
りんごのチャツネです。
参考にしたレシピはこちら。写真もここからお借りしています。
せっかくなので、かくれ家風に「だしの蜜」とかも入れて、うまみ増強!
お肉やチーズにのせても、炒めものの隠し味にいれても、何してもおいしい〜🍏
そして何より、そのままおいしい。
カンパーニュにのっけてワインのおつまみにしました。最高です。幸せです。
調子にのって、アップルパイも作ってみました。
レシピはこちら。
パン屋にはなんでも材料があるので、たのしく試作ができます♪
りんごらしい酸味と、レーズンの甘みがちょうどよいバランス。
いつもかくれ家のアップルパイとは全く別物ですが、これはこれで、好きです。
なんか色々作っていると、愛着が湧いてきました。
この酸っぱいけど美味しいりんご。
日本に入ってきたのは、小布施の町おこしの一貫だったようです。
こちらに詳しく書かれていますので、ご興味があればどうぞ。
Bramley appleの誕生自体も、けっこうドラマチックです。
ある村の少女が植えたリンゴの種から生まれた、他に類を見ない特徴を持つBramley apple。
英語が嫌じゃない方は、こちらもぜひ読んでみてください。
酸味、旨味、加熱により香味が損なわれないことなど、
類まれな特性をもつことから“The King of all Apples”と呼ばれていることがわかりました。
王様!
我らが「王様のかくれ家」にぴったりじゃないですか♪
おいしいアップルパイを作るため、
生のりんごと年中つきあっているかくれ家だからこそ出会えためずらしい「リンゴの王様」に、敬礼!